渋谷というところを夜中すぎに、ぷらぷらすると、その明るさにハッとびっくりしてしまいます。明るい明るい。一体、なんで、こんなに明るいのでしょうか。電灯があるからです。街に電気が通っているからです。この星に流れる電流の素を絞り出す法則を科学者が発見したからです。電気の法則も科学者も偉いもんなのだなぁ。でも一番偉いのは、電気も科学者も生んだ地球だよなぁ。地球さんは、本当に生命の母、灯火なのでした。
錆び付いた雰囲気と花のコンビネーションというのは、いいものですね。 朽ちる美しさと、咲き誇る美しさと、何か対照的な感じもあるけど、素敵ですね。(スズ)
初夏のある日のこと、大澤寛くんという知人からお中元をいただいた後、一本の電話が入ってきました。大澤くんは、プログラマーをしながら割と都会的なお洒落ライフを楽しむパパです。生まれも育ちも東東京、いわば下町っ子です。
「この間、石鹸送ったんだけど、どうだった?」
「ああ、あの牛乳パックみたいなやつね、いやぁ使い心地最高だね。”ありがと
う”いい忘れてたよ、もらった電話で何だけど、”どうもありがとっ”」
「何だよ、そのやる気のない”ありがと”はっ! まあ、いいけどさ。いやさ、
この会社、君、取材したりしてみない?」
「えっ、取材? したいしたい。一体、どこにある会社なの? なにっ、墨田区、ああ、下町の墨田
、東東京だね。へぇー、そんな石鹸会社があるんだ。それはいいね。よし、ぜひ取材
しよう!」
そんな話の流れにのって、取材をさせていただくことになったのが、今回の下
町にある石鹸会社さんだったのでした。
霞ヶ関が騒がしい。霞ヶ関に激震が走る。霞ヶ関の埋蔵金。霞ヶ関の暗部。日本では、偉い人たちが集まる土地として、近現代では馴染みのある場所です。自転車で走り抜けると、いかつい顔でポケーッとしたお巡りさんたちが詰め所に突っ立っています。アルコールフリーのビール缶を片手に駆け抜けても、誰も僕を止めませんでした。自転車だって飲酒運転だのに。ノンアルコールビールって、ばれてたのかなぁ。だとしたら、節穴じゃないや。霞ヶ関、そこはかつてはのどかな土地。今も、実際、土地自体はのどかなんでしょうね。土地の上を往来する人の心だけが忙しいのではなかろうか、そんなことを広重の描いた霞ヶ関を眺めて思ふ昼下がり。このタッシェンの本には、英仏独、三か国語で霞ヶ関が語られております。
牛天神北野神社というところが文京区にあります。高台にある神社なので、登るのが大変な分、現世御利益がありそうな感じがして、心浮き立ちます。「よくぞ、この神の領域までのぼってきたな。その頑張り、認めてやろう」。おお、神様のお言葉!と顔をあげると、その言葉を発しているのは自分だったりします。自分の信念を打ち破るのは、自分の物理的な努力なのだなぁと、いつもしみじみ神頼みをするたびに思うのです。物理的アプローチすなわち精神的アプローチ!みたいな。どうも脳みそがこんがらがってきたので、このあたりで考えるのをやめておきます。写真は、「おみくじを梅にしばらないでボード」、すなわち「おみくじむすびどころ」です。牛型だ!(スズ)
よってらっさい、みてらっさい。これ、見逃しちゃあ、なんねーよ。なにしろ、数えで99歳を迎えたニッポンの歴史を目の裏に焼き付けてきたお爺ちゃんの展覧会。絵を売らない画家の展覧会。わがニッポンスケイプで連載させてもらっている画家の展覧会。主催が朝日新聞で、協力が小学館な展覧会ですぜ。入場料だってとるんですぜ。大人は一律1,000円、高大生は一律700円、中学生以下で良い子は無料ですぜ。ええ、ぜんぶ説明すんのたいへんなんで、下みてくださいまし。
99歳の細密画家プチファーブル
『熊田千佳慕展』
会 期:8月12日(水)〜8月24日(月)※会期中は無休
開場時間:10:00〜20:00
※8月17日(月)は18:30・最終日は17:00閉場(入場は閉場の30分前まで)
入場料:一般1,000円(700)、高大生700円(400)、中学生以下無料
※( )内は前売料金。チケットぴあにて発売
会 場:松屋銀座8階大催場
お問い合せ:03-3567-1211(松屋銀座代表)
アロマも、洋風インセントもいいんだけど、これを焚きはじめたら、この蚊取り線香の匂いが一番好きでした。これと簾と風鈴さえあれば、夏を感じる度合いは、相当にあがるなぁ、と思いました。たゆたう煙は見ていて飽きません。ニッポンの夏。でも、使っているのは金鳥のじゃなくて、フマキラーのです。(スズ)
演じ手の顔は変幻自在、物語上のキャラクターを霊媒師のように、降臨させることができます。この方、梅田佳声氏(紙芝居師)は、多分、100人くらいいけるはず、われら凡人はきっと2、3人かな。紙芝居は、作者、絵師、演者からなりますが、やっぱり演者の力をみなさんは、たのしんでいる、阿呆になれる大人が減ったからでしょうか、こどもたちは阿呆をする大人が大好きの様子です、あっ、おとなもか。(スズ)